タイトル

 山杜の夏休みも後わずかとなった8/20,どこも空いているであろうお盆明けの平日を利用して,NDMの第2回ミーティングを開こうということになった。しかし,大失念。お盆明けの平日は前回のメンバーにとっても休みではないのであった(当たり前だ)。結果,参加者はお盆を外して休みをとった風見鶏さん山杜の2人だけということになってしまった(笑)。

 場所であるが,風見鶏さんからいくつかサーキットの提案があった。その中にエビスサーキットの名もあったのだが,いくら何でもそれでは風見鶏さんに申し訳ない(山杜宅からエビスまではクルマで約40〜50分程度)。両者の中間にあるサーキットで,楽しめるところ・・・というわけで,ツインリンクもてぎに決定。山杜は熱烈なホンダ信者ではないが,ホンダ車に乗っている以上,やはり「ホンダの聖地」もてぎには一度行ってみたい。当日朝7時に宇都宮インター集合という所に不安を感じつつも,いよいよ開催である。

参加メンバー(車両)紹介
山杜一平(HONDA Stream)
風見鶏(MAZDA FC3S RX−7)

  本当なら前日までにリアウイング装着済みのはずだった山杜ストリーム。だが,塗装失敗がたたり,何とか見られるようになった(それでもまだ汚い)のが前日。装着をあきらめた。

 当日の朝。宇都宮インターまでの所要時間の見当が全くつかない山杜は,那須まで高速で1時間ぐらいだったし,2時間見ておけば充分だろうと考えて朝5時に出発することにした。朝4時・・・目覚ましが鳴り響く。普段だったら余裕で起きられるのであるが,やはり夏休みの怠惰な生活がたたりなかなかまぶたが言うことをきかない。根性で起きたのが4時半。顔洗って服装整えて,デジカメ持って・・・。かろうじて朝5時7分に出発。予定よりちょっと遅れたが,その分高速で取り返せるだろうと楽観。宇都宮ICまでにオービスは鬼怒川超えた地点の1カ所のみであることを確認し,郡山南ICから高速へ進入。いやあ,やっぱり朝早いと空いてるなあ〜。快調に走る山杜であった。

 すいすい走る山杜。あれ?思ったより早く着くかな?と考え始めたとき,事件が起こった。時間は6時を回ったあたり。山杜の携帯が鳴り響く。画面表示は「○○○(風見鶏氏の本名)」。なんかあったか?と思って電話に出る。え?もう着いた??早すぎですよ(笑)1時間近く早いじゃないですか!!・・・とまあ,宇都宮ICで待っててもらうことに。人のことは言えず,その10分後に山杜も到着してしまい,お互い苦笑するばかりであった。 ツインリンクもてぎ

 風見鶏FCはリアウイングが変わっていた。あと,悩みの種であった後輪のネガキャンも多少は改善されたとのこと(でもまだついてる)。とりあえず出発し,途中のコンビニで朝食。交換したエムツー製のリクライニングバケットシートにも座らせてもらう。かつて純正に座ったときよりも着座位置が多少高い気がする。まあ,ミニバンの中では着座位置が低いとはいえ,ストリーム乗ってる山杜にとってスポーツカーはやはり低いことには変わりないのであるが(笑)座りにくくなったため,リリーススペーサーが装着され,ステアリングが外れるようになっていた。ほえー。いろいろレベルアップしてますなあ。

 関東圏の地図を持っていない山杜は,風見鶏FCの後をついていくことに。渋滞などの(笑)紆余曲折を経て,ようやく茂木町内へ(着けばいいのだ。うん)。「ツインリンクもてぎ」の看板が出だしたあたりから,やや峠道へ。ん?前のFCがスピードあげてコーナーリングしてるぞ??足回りのチェックでもしているのかな?ついていってみるか・・・。と,シーケンシャルモード発動。やっぱり重いしロールでかい。いくら7シーターのCR−Xを名乗っても,FCにはかなわんなあ(当たり前だ)。

 さて,到着。クルマが続々入っていくので,我々も入ろうと思ったら開園前とのこと。ということは従業員のクルマか,あるいは走行予約してる人か。やっぱり集合時間が早すぎたかなあ(笑)30分ほど入り口でダベって時間を潰し,いざ入場。どちらか1台をゲート前の駐車場に放置して,1台で入れば安く済むことも考えたが(もてぎは入場料金がクルマ1台につきという面白いシステム),後でトラブること考えたら500円ケチっても仕方ないということで,結局2台ともゲートを通過。料金1台につき1000円也

 いやー,空いてる空いてる。夏休み中だというのに。ツインリンクもてぎは単なるサーキットではなく,アミューズメントパーク的な施設もあり,にぎわっていてもおかしくないのだが・・・。まあ,まだ時間帯が早いせいかな?しかし,しばらくしてもがらがらだったことが判明(笑)。

 空いている駐車場でジムカーナやってても面白そうだが(無理だって),とりあえず今日の営業案内を確認する。カートにしよう,ということになったが,9時半から。30分の時間をサーキット見ながらダベって潰す。走ってるのは2輪。音がやはり4輪と違ってカン高い。もてぎ7耐参加チームの練習走行らしい。その周りのオーバルコースでは,自家用車がゆっくりと走っている。ファミリードライブと言って,オーバルコース体験のようだが,5周で5000円は高い。「FCでフルブーストかけていいならやりたいですけどね」風見鶏さんは語っていたが,同感。時速60km程度ではオーバルを走る意味がないような・・・。

インサイト  さて,ようやくカート開始の時間になったのでカート受付へ。従業員のにーちゃん(バイトらしい)は客が来ることを予測していなかったようで,かなりあわてていた(笑)風見鶏さんマイメット&グローブ持参でやる気満々。とは言っても風見鶏さんもカート初体験らしいが。メットとグローブはFCでしのいを走る時用に買ったらしい。山杜は函館に住んでいた頃,友人にカート誘われてはいたのだが,貧乏だったためやったことがなかった。初体験同士の対決となった。説明ビデオを見た後,山杜もメットとグローブをレンタルしてカートに乗り込む。左足ブレーキか・・・。ストリームでちょっと練習したのが役に立つだろうか・・・。

 フォーメーションラップを済ませ,ステアとアクセルとブレーキの感触をつかむ。後追いスタートだ。ランプが青に変わってスタート!2周目に赤旗が・・・え?なんかしたかな・・・。不安になるが,なんと風見鶏さんのマシンの計測器が故障でタイムがとれていないとのこと。再スタートとなった。なんかフェンス外に見物客もいる(笑)。よっしゃ,攻めてみるか。アウトインアウトのライン取りを心がけてひたすら攻める。スピード感が凄い。ヘアピンのあたりで風見鶏マシンのケツに張り付く。チャンスだ!しかし抜けない。抜くって大変なんだなあ・・・。2周目以降は抜けるチャンス無し。流石は風見鶏さん,コツをつかむのが早い。3周のレースを終え,1周クーリング走行。初体験のカートは大変楽しいものだった。こりゃあそのうちカート大会開かないとダメだな。

 アクティブセーフティドライビング講習も受けたかったが,お互いにガソリンの残量が気になったため断念し,「ホンダファンファンラボ」というパビリオンを見に行くことに。入り口ではP2がお出迎え。動かないけど。土日だったらASIMOが動いているところが見られるらしいが,平日のため動いていなかった。

ASIMO  中はホンダの取り組みや開発の姿勢などが展示されていた。ハイブリッドカーインサイトを初めて目前で見て,シートにも座ってみる。燃費が凄いのは分かるけど,インパネ回りがやはり安っぽい。あと2シーターでは実用性無いよなあ・・・。改めてトヨタのプリウスは凄いと感動してしまった。やはり実用的でないのはダメでしょう。努力は認めるが・・・。

 続いてコンパニオンのねーちゃんに誘われて(笑),教習所にあるバイクのシミュレーターに挑戦。左のレバーはクラッチなのにブレーキのたびに握ってしまう悲しさ(ATでやってました)。自転車じゃないっつーの(笑)。結果,山杜は1回トラックと正面衝突(笑)2輪免許はやはりとれないなあ・・・。

 いよいよASIMOの開発コーナーへ。初期型なんてほとんどスターウォーズに出てくる悪のロボットみたい。あれにレーザー砲がついたらそのまんまです。で,実物のASIMO。小さいんだなあ。身長120cm。小学生ぐらいの身長,ということは,やはりコレをベースに鉄腕アトムが開発・・・されないだろうな(笑)少なくとも物語の舞台である2003年までには。やはり動いているところが見たかったが・・・仕方ない。でも,作業用ロボットだったら2足歩行は要らないわけだし,無駄と言えば無駄な開発なのかもしれないが,夢があって良いと思うのは山杜だけだろうか。21世紀っぽいし(笑)

 その後,業務用(レース用?)インパクトレンチによるタイヤのナット締めを体験した。まさに一瞬。「欲しい!」と言ったら風見鶏さん「年に何回使うんですか!」とつっこまれてしまった。そりゃそうだ(笑)。

 さて,昼食にしようということでパビリオンを出ると,目の前の駐車場にハチロクが止まっているのを風見鶏さんが見つけた。テールランプの形から「レビンでしょう」と答える山杜であった(Taku氏に教わった)が,前がどうもリトラクタブル臭い。あれ?と思っていると,後部がレビン,前部がトレノという「ハチロクトレビン」であった(逆は「レビノ」だろうか?)しかもホイールも某豆腐屋仕様。凝ってますな。どうでも良いことだが,もてぎに止まっているクルマはやはり圧倒的にホンダ車が多い。このトレビンにしても風見鶏FCにしても「ケンカうってんのか」と思われはしないのだろうか(しないって)。

Sシリーズ  昼食はカレーフェアやってるというので,サーキットコース近くの建物でカレーを食べる。でも何となくインスタント臭い。まあ,こういう施設で食べ物に期待してはいけないのだが。

 その後土産物を物色。「頭文字Dクッキー」なる便乗グッズを見つけた風見鶏さん「どうせなら豆腐を売るべきだ」とぼやく中(笑),ステッカーやキーホルダーを購入。レースクイーンのパラソルに最後まで迷った山杜であったが,持ってくれる相手がいないので断念した(自爆)。

 続いて「ホンダコレクションホール」というパビリオンへ。ここはホンダの歴史資料館と言った感じで,歴代の名車を展示している。ホンダ以外のも混ざってはいるが。2輪と4輪に別れているが,山杜はあまり2輪は詳しくない。それでも有名どころは分かる。初期型のバイクは自転車にエンジンつけただけという凄いもの。木製のもあったし,いやー,目から鱗です。歴代のカブにも感動。生活感があふれます。カブがなければ今のホンダも無いんだろうなあ・・・。

 4輪の方も歴代の名車がずらり。市販車からレース用,そしてホンダと言えばF1。本物のF1マシンを間近で見ての感想は・・・「コクピットせまい!」この状態で何十周もすることを考えると・・・並の体力じゃできない。さっきのカートだってしんどかったのに。ゴキブリ型ソーラーカー,S500〜800,歴代シビックなどなど,ホンダを満喫できたパビリオンだった。あ,忘れてはいけない。耕耘機もあったよ〜(笑)。ホンダ好きにとっては1日居ても飽きないだろうな・・・。

 一通り見たので帰ることに。ツインリンクもてぎの感想だが・・・はっきり言って「安い」である。子ども向けの展示や催しも多いし,クルマ好きの家庭なら,クルマ1台で来て,1000円払って,あとは園内見放題なのだから家族サービスにはもってこいなのではないだろうか。まあ,もっともカートやらなにやら別料金ではあるが,それはチョイスすればいいのであって,お弁当持参で来れば昼食代もせいぜいジュース程度。子どもとお母さんに夏休み工作教室(開かれていた)に参加させておいて,お父さんはカートorレース観戦というのもありではなかろうか,と思ってしまった。あと,小中学生の夏休み自由研究なんか一発である。クルマ好きの小中学生の皆さんは是非見学に行こう!

 さて,帰路に就いた我々は,行きとは違うルートで宇都宮市内へ引き返した。途中で一度給油。風見鶏さんは普段入れているスタンドより高いので30リッター給油だったが,山杜は普段よりも安いので満タンに。やはり関東圏の方が東北より安いよなあ・・・。

ホンダF1  風見鶏さんから「しのい見ます?」と提案があったので,ついでに見に行こうということに・・・なったのだが,道を間違えたらしい・・・(笑)。で,鹿沼ICが近いというので,そこに移動してお開きにすることになった。走っているうちに有料道路「さつきロード」へ。ICに行くのに有料道路使うのか・・・標識の矢印を見れば確かにそう書いてあるので不思議に思いながらも150円を払う。走り出して100M。「有料道路終点」の標識が・・・。分岐点もなかったし,何が起こったのやらさっぱり。理不尽極まれり

 そうこうしているうちに 鹿沼ICに到着。次回開催を約束してお開きとなった。帰りの東北道・・・。K察のメンパトに用心しながら快調に飛ばす・・・が,矢板ICのあたりから猛烈な睡魔が襲ってきた・・・早起きがたたったか。これはいかん,確か那須PAがあったはず・・・休憩しなくては・・・眠らないようガムかんだり大声で歌ったりして必死の抵抗。でも,一瞬眠ったのではないだろうか。右車線を追い抜いていくクルマにびくっとしたのだから・・・。結局,那須PAまでどうやって運転してきたのか余りおぼえてません。よく命があったもんだ・・・(冷汗)。

 PAで30分ほどエンジン&ラジオ放送つけっぱなしで仮眠。でも,かなり熟睡したと思う。仕掛けて置いた携帯電話のアラームで目が覚めるとスッキリ。あとは白河先のループ式オービスに注意して帰路に就いた。

 参加2名によるミニミニミーテだった割には結構楽しめた。会場が良かったからかな?次回は多人数集めて,カート大会やりたいものである。とりあえずマイメット&グローブを買っておこう(笑)


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